仕事を知る
work

プラント工事

plant construction

プラント工事の「プラント」とは、工場の生産設備や工場の設備一式のことを指しています。
つまりプラント工事とは、工場設備一式や生産設備の建設をする工事のことです。
工場には「製鉄工場」「セメント工場」「製薬工場」「食品工場」「発電所」などがあり、工場によって何のプラントを建設するのかが異なります。
工場に関する工事と聞くと、建屋を建設する工場建設を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
プラント工事は工場建設とは異なります。
プラント工事には、機械の据付・階段の設置・配管工事などさまざまな工事が含まれています。
工場の要ともいえる工事となり、小さなミスや不備が大きな事故を引き起こす危険があるため、高い正確性が必要になります。
弊社では、その中でも「熱絶縁工事」を専門的に行っております。

プラント工事

熱絶縁工事

thermal insulation

熱絶縁工事とは、ビルや商業施設の暖房・冷凍冷蔵・動力設備などの機械や配管に対し、目的に合わせて保温・保冷工事を行って熱が通らないようにする工事のことを言います。
さらに分かりやすく言うと、あらゆる機械や空調・衛生設備などのダクトや配管に断熱材や板金などの外装材を巻くことで熱の拡散を防ぎます。
熱絶縁工事を行うことによって、効率よく熱エネルギーを使用できるようになります。
熱絶縁工事には小規模な工事も含まれているため、建設業許可を取得しなくても工事を営むことが可能です。
しかし、建設業許可を取得することによってさらに大規模な熱絶縁工事の受注ができるようになります。

熱絶縁工事
保温工事

保温工事

保温工事とは、ポンプ・ダクト・配管などさまざまな設備にグラスウールやロックウール、板金などの保温材を設置し、熱放散を最小限に抑えるための工事です。

蒸気やガス、熱水などをこれらの配管を通して運ぶためには、一定の温度を保ちながら送り届ける必要があります。
そんな時に、保温材を取り付けることによって設備の中の温度が一定化し、結露や凍結を未然に防ぐことができます。
さらに蒸気が流れている配管では、火傷を防止することもできます。

また、熱エネルギーの損失を小さくできるため、省エネやコストカットにも効果があると言われています。
身近なものでは家のガス給湯器につながっている配管があります。
一般的にはこの配管には、給湯器で温めたお湯の温度を下げずにシャワー室やキッチンの蛇口から出すために軽い素材でできた保温材がついています。

知らない方も多い保温工事ですが、見えないところで重要な役割を担っている大切な工事です。

プラント内板金工事

プラント内板金工事

プラント内の板金工事は通称「ラッキング工事」とも呼ばれます。

プラントの外部や内部には多くの配管が設置されています。
例えば、給水・排水などを行う液体配管、蒸気・ガス・冷房などの気体配管、空気を流す空調ダクトなど。
プラント内の配管によって設置場所やサイズ、性質が異なるため、各配管に最適な保温材を取り付けた上からさらに金属板を巻いて耐久性を高めます。

屋外の配管の場合には、外部要因の影響を受けやすく劣化が早いため、さらにラッキングの重要性が増します。